店主のマニアック日記

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2010年 08月 24日

白鯨ならぬ白鯰

 当店の近くのナマズポイントは河川。 異常気象の影響か、今年は水位も水温も一定せずなかなか良い釣りが出来ないでいる。
 そもそも、当店周辺の河川でナマズが釣れると判明したのは、かれこれ10年近く前に、店主が投げたヤマメ狙いのミノープラグにナマズがバイトしたことから。 当店周辺の河川のナマズは、ヤマメと同じ水域に住み、トラウトが好むような瀬の中でもルアーにバイトしてくる。 昼間ヤマメが釣れたポイントを、夕方になったらバスプラグで攻めるのだ。 ちょっと独特な釣りでとても楽しい。

 数年前のある夜、お店を仕舞ったあと、いつものように一人でナマズ釣りへ。 
 ちょうどコイたちの産卵期で、真っ暗な岸辺の水面には、巨大なコイの群れがいて、不意に近づくと「ゴボッ」と音を立てて逃げていく。 そんなことを繰り返し、ほとんどのポイントがつぶれてしまった。
 22時過ぎ。ナマズの気配は全く無いので、今日は諦めることにする。 最後に大ゴイたちが群れていたポイントを覗いて帰ることにした。 ポイントに近づくと、巨大なコイたちが数匹、背中を出して浅瀬でウネウネしている。
 「・・・!」 その中に白い魚を発見した。 でもすぐに「な~んだ、白いニシキゴイか~。」と納得。 もう帰ろうかと思ったが、「もしかして、コイたちが生んだ卵を狙ってナマズが近くにいるかもしれない」と考え直した。 まっ暗闇の中でも標的として見やすかったので、その白いニシキゴイの向こう側へロングA(15A)をキャスト。何気なくリーリングしていると、そのニシキゴイがルアーの方へ反転した。「おっ、コイもロングAに反応するのか~」なんて思った途端、ロッドに衝撃が走る。 「うわ~、コイがスレちゃったのか~?」 先ほどのニシキゴイがグネグネと動いている。 しばしのやりとりの後、浅瀬にズリ上げた魚体をみて超ビックリ! 長いヒゲが生えている~。 ニシキゴイかと思っていたヤツは、見たこともない純白のナマズだった。 ロングAを頭から咥えていた。

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 「主を釣っちゃた! きっと祟りがある!」 瞬時にそう思った。
 早く水へ返さなくちゃ・・・と思い、あわてて写真を数枚。興奮のためかフックを外す指が震える。そしてリリース。もちろん、すぐに釣り場を後にした。

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 アルビノのナマズかと思っていたが、後で冷静になって写真を見てみると目の色が赤くない。アルビノではないようだ。 熱帯魚屋のオネエさんに写真を見てもらったところ、アルビノではなく’白変種’ではないかとのこと。いずれにしても、自然界でよく目立つ白い個体は、捕食者などの目をかいくぐりここまで大きくなるのはかなり稀だそうで、マニアの間ではとてもレアな存在のようだ。
 
 でも、アイツはやっぱり主だったようです。 だって、白ナマズを釣ったその夜から僕は発熱に襲われたのだから・・・。 祟りだったのかな~。 リリースしたから助かったのかも!
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by ccacc99 | 2010-08-24 16:04 | 大口黒鱒・雷魚・鯰


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