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店主のマニアック日記

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2010年 08月 31日

第一回 カーティスクリーク雷魚釣りミーティングの報告

 先週末の土日、かねてから計画をしていた当店主催の「雷魚釣りミーティング」を開催した。 雷魚釣りミーティングといっても、「残暑厳しい真夏の2日間を、雷魚釣り愛好家が一緒に釣りをして親睦を図る」という趣旨なので、釣り大会などではない。
 ここ群馬県では雷魚釣り人口も雷魚釣り場もかなり少ないので、第一回目である今回の参加者はほんの数名。 まぁ、毎年続けていく予定の企画なので、初年度はこんなものかな。 基本的には、雷魚が大好きで、当店にちょくちょく遊びに来てくれている人ならだれでも参加OK。でも、当店のお客さんの中でも、雷魚が大好きという人は今のところほんの数名。かなりの少数派だ。

 初日の夜明けから、早速釣り開始。キャンピングカー班とエルグランド班の二班に分かれて別々の池を探る。店主を含むキャンピングカー班のフィールドは、ここのところたびたび訪れている池。この池は雷魚以外にも多種多用な生物が生息していて、釣れる釣れないはともかく店主のお気に入り。

 釣りを始めて数投目、早くも店主のネズミちゃんにアタックがある。朝から調子いい。同じコースへもう一度ルアーを通すと再度アタックがあるが乗らず。 移動しながらのランガン・スタイルへ釣りを切り替える。
 朝6時頃、ヒシ藻のカバーの先端にネズミちゃんが着水。しばらくポーズのあと、チョンとワンアクション加えたそのとき、「ズバッ」っという感じでルアーが消える。一呼吸置いてから思いっきりアワセるとすごいヘッドシェイクを始める。「これはデカい!」と慎重にファイトするが、問題は手前にある幅約30mの藻のジャングル。これを迂回して取り込むことは、まず不可能だ。 案の定、雷魚が藻の中へ入り、そこからは重労働。 息を切らしつつ、やっとのことで藻の塊ごと雷魚を岸辺に寄せる。 藻の塊の間から、今まで見たことが無いような大きな頭が見えた。 「90cmくらいはありますよ!」対岸で釣っていたWさんに声を掛ける。

第一回 カーティスクリーク雷魚釣りミーティングの報告_b0193874_11263238.jpg


 感動で震える手を騙し騙し、雷魚にまとわり付いている藻の塊を除去する。  「・・・???」 確かに太い。以前に釣った80クラスのヤツより二周りほど太い。今まで見たことないくらいに頭もでかい。 しかし、長さがない。太さに比して長さがそれほどでもない。 試しにメジャーをあててみると80cmにも届かない。 どうやら超肥満(というより筋肉でビルドアップされているような感じだったが・・・)の雷魚だったようだ。

第一回 カーティスクリーク雷魚釣りミーティングの報告_b0193874_11315324.jpg


 胴回りの太さが尾鰭のところまでずっと続いている感じだ。頭の後ろは全部ボディで尻尾部分が無いみたいな体形だった。人間で言えば胴長短足か(笑)? この体に通常の長さの尻尾部分をプラスすれば90クラスだったのに~! それでも、今まで僕が釣った雷魚のなかではカッコよさピカイチ! 素晴らしい魚体、素晴らしい出会いだった。

 その後、エルグランド班と合流して、釣り場の新規開拓をして回る。
 前から僕が目をつけていた場所へ行ってみる。しかし、釣人は皆無。岸際を小バスなどが泳いでいる。雷魚はいるのだろうか?
 日中の猛暑にやられギブアップ寸前、こんどはWさんのロッドが曲がる。

第一回 カーティスクリーク雷魚釣りミーティングの報告_b0193874_11443332.jpg


 ほどよく日焼け(?)した65クラスの立派な雷魚。小魚を追い回していたところを、シルバーブレイド付きのフロッグで仕留めたらしい。さすがだ。

 その後もバラシなど多数あったが、エルグランド班のF君が一本追加して一日が終わる。 店主は朝の一本だけだったが、それで十分! とてもハッピーな一日だった。 
 温泉に入り、ステーキ屋さんで反省会(笑)のあと、二日目に備えて泥のように眠ったのは言うまでもありません。 この疲労感も雷魚釣りの魅力なのです。


 

by ccacc99 | 2010-08-31 12:11 | 大口黒鱒・雷魚・鯰


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