人気ブログランキング | 話題のタグを見る

店主のマニアック日記

creeknikki.exblog.jp
ブログトップ
2011年 02月 06日

H.L.Leonard Salmon Rod

 今朝は、お店の近くの利根川でスペイキャスティングの練習をしてきた。
 昨日紹介したペインの両手竿と一緒に、今年の北海道釣行にもって行こうと思っているレナード(H.L.Leonard)の両手竿が今朝の相棒。 練習というよりは、来たるべきシーズンのために、ロッドとラインのマッチングを試しに行ったのだけどね。
H.L.Leonard Salmon Rod_b0193874_17203188.jpg

 ロッドバッグのタグを見てみると、H.L.レナードの91というモデル。12フィートのスリーピース。 
 今日は数種の市販のラインを試しましたが、結局のところベストマッチのラインをまだ見つけられないでおります(笑)。 まぁ、ぼちぼちやりますかぁ~。


H.L.Leonard Salmon Rod_b0193874_17212139.jpg

 1967年版のミルズ(William Mills & Son)のカタログを開くと、店主の相棒と同じ写真が載っていました。グリップやリールシートの形状まで、ウリふたつ(当たり前か・・・)。


H.L.Leonard Salmon Rod_b0193874_17214114.jpg

 90シリーズはグリースドライン・サーモンロッド(Greased Line Salmon Rod)というシリーズになっていて、通常のツーハンド・サーモンロッドのシリーズとは別のカテゴリーとなっています。

 グリースドライン・フィッシングとは、大河川の低水位というコンディション下で、より繊細で小さなローウォーターフライを使い、ロングディスタンス・キャスティングで釣る方法です。 よって、使用されるロッドはより軽く、より柔軟性に富んでいなければなりません。 この釣り方は、英国のハーディー(Hardy Bros.)のロッドの名でも有名なアーサー・ウッド(A.H.E.Wood)により提唱されたものです。 アトランティック・サーモンを釣る上では、とても重要なテクニックなのでしょうね。

 店主が狙うのはアトランティックサーモン(Salmo Salar)ではなく道北のイトウ(Hucho Perryi)ですが、グリースドラインの釣りを実践してみようと思っています。 キャスティング、練習しなくちゃ!

by ccacc99 | 2011-02-06 18:03 | 古典的釣道具


<< Kustom Baits &#...      愛竿の修理 >>