店主のマニアック日記

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2012年 08月 19日

雷魚通信2012 Midge Fishing for Snakehead の巻

 秋が近づくライギョ釣りのフィールドでは、その年に生まれたばかりと思われる子供のカエルが目立つようになる。やっとシッポが取れた・・・って感じのこの子ガエル、体長は5cmにも満たないものが多いのだけれど、ライギョたちはコレを偏食している場合も多い。 バコバコと捕食音はすれど、通常のフロッグルアーには全く無反応という、フライフィッシングで言うところの”ライズ地獄”のような状況に陥り、苦戦を強いられることもしばしば。 8月もお盆近くになると、この傾向がよりいっそう強くなる。 店主の良く行くフィールドでも、先週あたりから”ライズ地獄”状態が頻繁に発生。 ならば、マッチング・ザ・ハッチというフライフィッシングの手法をライギョ釣りに導入してみよう・・・というのが、今回のテーマ。


 釣り場に着くと、朝イチのフィールドは捕食音も無くひっそりと静まりかえっている。全く活性が良くない。しばらく釣り続けるが、店主はもちろん、同行者のライギョおじさんことMRDさんや、ライギョ釣り初心者のKNK君にもライギョからの反応は極薄。 日が昇り、気温がグングン上昇して蒸し暑くなってくると、たまにライギョたちの捕食音が聞こえ出すが、それほど活性化はしない。水面(というか、水生植物の表面)を観察すると、ときたま空気呼吸に上がってくるオタマジャクシ以外に目視できるのは、例の子ガエルとバッタくらい。どれを捕食しているにしても対象は小型の生物。 それまでは、いつものように通常の市販品フロッグルアー(もちろんチューニングはしてるけど)を使用していた店主だが、ここで昨日自作した子ガエルルアーを取り出してみた。

 2投目、菱藻の上に着水した自作フロッグを少しだけ動かすと、突然フロッグが弾き飛ばされる。 「ライギョだ!」 弾き飛ばされたフロッグをそのまま放置していたら、「バフッ!」っと再度喰ってきた。思いっきりアワセると確かな手ごたえ。
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 ランディングしたのは55クラスのキレイなライギョ。 ロッドは雷魚専用六角竹竿 アルガスティック・ケーンの7フィート6インチ、リールはPennのレベルマチック940。 ライギョが口にくわえているのが自作フロッグ。 これで今日のノルマは達成!

 気温が高すぎるのか、その後、ライギョたちも釣人たちも活性は低値安定。いろいろなフロッグを試すが、キャッチには至らないまでもライギョからの反応が圧倒的に多かったのは自作フロッグ。 店主のもくろみも大きく外れていない・・・ってことかな(自画自賛:笑)。
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 気が遠くなりそうな暑さだが、水辺に咲く水蓮の白い花が慰めてくれる。


 太陽も傾いてきて、いよいよ後半戦。 少しの間休ませておいたポイントに戻ってからの、またしても2投目。着水したルアーの周囲の菱藻が大きく揺れ、そのままルアーの後ろへつく。「出るか、出るか!」 ドッキドキの数秒後、「バフォ!」っと炸裂音が。 ヘビーカバーの中をやっとのことでランディングしたのは・・・
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 75クラスの、店主にとっては十分に立派なライギョ。
 ロッドは自作のグラファイト。リールはSHIMANO BANTAM 500。 ルアーはまたもや自作のフロッグ。しかも、丸呑み。 今日の釣果は、すべてこのルアーがもたらしてくれたことになる。

 これが件の自作フロッグ。特別公開しちゃいます!
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 一見して分かるのは、そのサイズの小ささ。フライフィッシングでのミッジ・フィッシング(Midge Fishing)と同じ発想で、子供のカエルの大きさになるべく近づけた極小サイズ。 だけど、キモはサイズ以外のもっと別のところにあります。フライフィッシングだって、毛鉤のサイズを捕食物に合わせただけでは釣果には簡単に結びつかないものね。 でも、そのキモは内緒! なにしろ、店主の「奥の手」だからね!

 今回のように、一匹をキャッチするまでの工夫のアレコレが釣りの楽しさのひとつだと思います。
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by ccacc99 | 2012-08-19 17:37 | 大口黒鱒・雷魚・鯰


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