<   2012年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧


2012年 10月 31日

NCA Kameglass Fly Rod

 岩手の工房、NCAのMakoさんから新作フライロッドのサンプルが送られてきました。
b0193874_12194318.jpg

 バーガンディーとレッドの中間のような絶妙なブランクカラーのグラスロッド、その名もカメグラス(Kameglass)。  その昔、創業したばかりのトーマス&トーマス社からケーングラス(Kaneglass)というグラスロッドがリリースされていましたが、そのロッドはほんの短期間しか作られず、マニアの間では幻のロッドと呼ばれています。 そんな往年のT&Tへのリスペクトを込めて、NCAによってケーングラスに近いブランクカラーとデザインを再現したグラスロッドがKameglass。 ちなみにこのロッドのネーミングは、NCA工房の所在地である「亀ヶ森」のKameと、件のKaneglassとの造成語です。
 また、特筆すべきはバットセクションよりティップセクションが長いワン&ハーフのブランク。しなやかでいてトルクのある新感覚アクションは、渓流のフライフィッシングをより奥深いものにしてくれるでしょう。

 詳細は近いうちに当店のHP上にアップいたしますので、しばしお待ちを。 ご期待ください!
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-31 12:49 | 入荷
2012年 10月 30日

Featherweight

 お客さんのK君からのオーダーで、クラシックなストレートタイプのグリップを持ったバス用ベイトロッドを製作した。
b0193874_15425031.jpg

 ブランクはザイロン素材の堅牢なワンピース。 オーナーの大きな体に合わせて、グリップのコルクはちょっと太目に削り出す。


b0193874_15432615.jpg

 ベルマータイプのカーボロイガイドは当店で製作しているもの。アーチ型のフレームが美しい・・・と、自画自賛(笑)。


b0193874_15441650.jpg

 ゴールドカラーのアルミ製リールシートは、往年のフェザーウェイト社(Featherweight)のデッドストックを使用。 同社はチャンピオングリップなどで有名だけど、このアルミ製リールシートは、今となってはかなり貴重なアイテム!


b0193874_15442284.jpg

 パッケージのビニール袋のロゴまでカッコイイ。もちろん、このパッケージもオーナーのK君に進呈!


 グリップ周辺はロッドの顔とも言えるので、さまざまなデザインのロッドがあると、釣りはもっともっと楽しくなりますね。
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-30 16:03 | 大口黒鱒・雷魚・鯰
2012年 10月 26日

ヘドラ出現!

 秋の深まりに伴う水温の低下の影響なのか、つい2~3週間前まで、岸際やシャローでスクールしていた小バスたちも徐々にその姿が見えなくなり、ここのところ店主と遊んでくれなくなっていた。 この秋はずっと毎週バス釣りに行っていたけど、下手な店主などはボウズの日々が続いていた。

 それでも懲りずに、昨日も湖面に浮いてみた。
 朝イチ、同行者のマーベリックに一度だけ子バスの追いがあったものの、それ以降はまるでアタリもカスリもせず、バスの姿さえ皆無。 ただただ、ひたすらにキャスト&リトリーブを繰り返すのみ。 爆釣のニップ・アイ・ディディも今日はまるで覇気がない。

 「今日は完敗かなぁ・・・」 時刻はすでに午後4時。日没まであと一時間。 半分飽きて半分諦めた店主は、「どうせボウズなら・・・」ということで、気分転換も兼ねて、今まで真面目に使ったことのないルアーを投げ始めた。

 「コレ、まるで飛行形態のヘドラ(註:公害から生まれたゴジラの強敵。40オーバーのオッサンはご存じのはず)だよな」・・・なんて笑いながら、ビッグトード(Big Toad)というプラグを取り出す。このルアーは、ちょっと前にある本でもヘドラにソックリということで紹介されていたプラグ。 早速リトリーブしてみる。 形はまさしくヘドラだけど、ビッグトードという名前の通りの、「ゲコ、ゲコッ!」とカエルの鳴き声そっくりのすさまじい音量のラトル音。さらにエイのような平たいボディから繰り出される大迫力の水押しは圧巻。 アクションさせるとバスが恐れおののいて逃げてしまうのではないか・・・というほどの存在感。 「コイツ、凄まじいな~~~!」 なんて、二人して笑いながらその演技を楽しんでいた次の瞬間・・・

 「ゲコ、ゲコ、ゲコッ・・・・・・ジュボッ!!!」 いきなりヘドラが水飛沫とともに消える。
 「キタ、キタ~!」 「マジで~~~!」 「コイツ、デカいよ!」

 ってな具合で、ドタバタの末にランディングしたのは・・・
b0193874_10451537.jpg

 45オーバーのブラックバス。超嬉しい。とても太っていたので、もっと長いかと思った。 今日の相棒は、店主の手作りのグラスキャスター(Glass Caster)。 フィールドテストも順調で、近日中に限定発売する予定でございます。


b0193874_10453469.jpg

 ヘドラが頭から丸呑みされ、バスの口からは尻尾だけが出ている。 ブラックバスって、ヘドラより強いんだね(笑)。   手が震えてフックが上手く外せない。



b0193874_1046024.jpg

 フックを外したあとに、改めてヘドラとバスのツーショットをパチリ。 ヘドラ (ホントの名前はビッグトードだけど:笑) の、このボリュームを見よ!

 この日の最初で最後のバスからの反応は、こんなオモチャみたいなプラグへのものでした。
 「それにしてもブラックバスって、やっぱりスゲー魚だよな!」 「こんなルアーを考えたアメリカ人ってのもスゴイな!」 帰りの車中では、終始こんな会話でした。

 バス釣りって、ホントに楽しいですね!
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-26 11:51 | 大口黒鱒・雷魚・鯰
2012年 10月 17日

Top Ike !

 先日、Kustom Baits 'H' のHiro君が来店し、かねてから店主がお願いしていたルアーのペイントを仕上げてきてくれたので、ちょっとお披露目。

 ジャジャ~~ン!
b0193874_16391579.jpg

 ・・・横からみると、よくあるブラックショアカラーなんだけど・・・

b0193874_16394654.jpg

 全面からみると、かのローリ〇グ・ス〇ーンズのベロマークみたい(笑)! ベースのルアーはKautzky社のTop Ike(トップアイク)というウッドプラグ。ルアーのデザインを生かしたペインティングには脱帽!

 店主の好みで、タイイングアイを二か所増設し、テールのフックを外しブレイドを装着。 ビッグなポットベリーを連れてきてくれることを願っております! Hiro君、ありがとう!



 
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-17 16:55 | 古典的釣道具
2012年 10月 13日

お客様からの報告

 渓流のトラウトフィッシングはすでにクローズとなっていますが、湖沼のトラウトはこれからが最盛期というフィールドも多いと思います。

 釣り歴はベテランの域ながら、丸沼初挑戦・・・というIさんからの報告です。
b0193874_1495784.png

 とてもコンディションの良いブラウントラウトですね! このほかにも、良い型のニジマスを釣られたとのこと。陸っぱりからスプーンで狙っての釣果だそうです。 初挑戦のフィールドでこの成果、店主もあやかりたいです!

 丸沼は11月末まで楽しめるので、まだまだチャンスはありますね!
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-13 14:17 | 鱒・鮭
2012年 10月 12日

お気に入りのロッドで・・・

 昨日の休みは、またまたバス釣りへ。
 前々回のブログで書いた通り、今回はニップ・アイ・ディディをなるべく「封印」する方向で釣りを組み立ててみる(笑)。

 しかし、あれやこれやと色々なルアーにチェンジするも、朝からまるでアタリもないまま刻々と時間だけが過ぎていく。 お昼過ぎ、またまたシビレを切らして禁断のニップをセットしてしばらくすると、どういう訳かまたまたバイトが・・・。フッキングには至らなかったけど、ニップの凄さをまざまざと見せつけられた。 しかし、「イカン、これではいつもと同じになっちゃう!」ということで、コーデルのボゥイハウディにルアーをチェンジし数時間投げ倒す。 すると、やっとのことでバイトがあり・・・
b0193874_1765022.jpg

 小さいけど元気のいいのが釣れた。午後3時にして、やっとボウズをまのがれた(笑)。 それも、ニップ以外のルアーで。 ちょっと嬉しい。


 そうそう、今日の相棒たちは・・・ 
b0193874_17756.jpg

 下のタックルは、当店オリジナルの Plug Caster のSix Side Cane。スウェルバットの六角竹竿。リールはAmbassadeur 1500C。ラインにはサウスベンドのNip-I-Diddeeが結んである・・・なぜだろう(笑)。

 もう一方の上のタックル、 リールはご存じSKPのPresident 1982で、ルアーはBurkeのTop Dog。 ・・・だけど、このロッドの名前がわかる方はいらっしゃるだろうか? もし、この上の画像だけでロッドの名前がわかる人がいたら、かなりの変態釣り師だね(笑)。 


 それじゃ、ロゴマークをアップで! 
b0193874_177259.jpg

 これでもバスフィッシャーにはわからないと思うけど、年季の入ったフライマンならご存じのマーク。 アメリカはR.L. Winston社のグラス製ベイトロッド! 1970年代頃の、多分、ダグ・メリック時代(マニアにしか通じないかな・・・)の作品。バンブーロッドの時代には数多くのベイトロッドをリリースしているWinstonだけど、グラスロッドとなると、ちょっとレアだと思います。 店主の推測だけど、きっと、ご贔屓筋からのカスタム・オーダーなのだと思います。 同社のロッドがキャスティング競技会で常勝していたころのもので、この時代のロッドには画像のような優勝カップのプリントがトレードマークとなっています。
 フェンウィックでいうとFC60のようなしなやかなアクションは、5/8ozくらいまでのプラグに最適なキャスタビリティーを持っています。 このロッドはアメリカの友人から譲ってもらったもので、バス釣りも大好きだけど、フライマンでもある店主の宝物なのです。 先ほどキャッチしたバスは、このWinstonで釣り上げました。 獲物は小さかったけど、釣り味は、まさに快感!

 もう一方のプラグキャスター(Plug Caster)にも、仕事をしてもらわないとイケマセン・・・ということで、再度ニップに変更すると・・・
b0193874_1773270.jpg

 チビだけどやっぱり釣れました。今日こそニップを封印しようと思ってたんだけどなぁ~(笑)。


 大物は出なかったけど、お気に入りのタックルと一緒に、初秋の一日を満喫しました!
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-12 20:25 | 大口黒鱒・雷魚・鯰
2012年 10月 07日

Phillipson Baitcasting Rod

 フィリップソン(Phillipson)と言えば、古くからバスフィッシングやフライフィッシングをされているアングラーならご存じの老舗。アメリカはコロラド州デンバーに工房を構え、バンブーロッドの時代から数々の銘竿を世に送り出しながら、70年代には姿を消してしまったロッドメーカー。 バンブーロッドでも定評があったフィリップソン社の名を、さらに不動の地位にしたのが、独自の製法で作られたグラスロッド群。 まぁ、そのへんの詳しい事は様々な文献が存在するので、今更店主が言及することもありませんね。

 そんなフィリップソンのグラスブランクを使って、先日一本のベイトロッドを製作しました。
b0193874_11464724.jpg

 ライトアクションの2ピース(グリップを含めると3ピース)。3/8oz~5/8oz前後のルアーに最適なアクション。バンブーロッドのようなトルク感は正に圧巻。 レングスは5フィート6インチ。 ブランク自体は当時のデッドストックで、所謂エポキサイト(Epoxite)と呼ばれるモデル。マスタードカラーのブランクは、後に日本の某メーカーでも真似したくらいのカッコよさ。 グリップは当店の倉庫に眠っていたFuj社i製の年代物を採用。ブラウンカラーにウッド製の握りが、ブランクのマスタードカラーとマッチしてます。


b0193874_1147418.jpg

 バット部のラッピング。「ラッピングはペイン風に・・・」というのがオーナーの趣向。でも、店主の一存で(スミマセン:笑)、バット部のみウォルト・カーペンター風のテイストに。


b0193874_11472715.jpg

 ブランクにはロゴマークが無かったので、Phillipson Epoxiteとインスクリプションを入れる。NCAのMakoさんだったら、もっともっとキレイにカッコ良く書いちゃうのだけど、店主の場合はとても無理なので、下手なりに味で勝負(笑)。 ガイドはミルドラム社のベルマータイプ。当店でもこのタイプのガイドを製作してるけど、今回は当時のデッドストックを使用。優雅なアーチ状のフレームがイカしてます。

 それにしても、この2ピースのグラスブランクは最高でしたね。 ロッドを製作する前にガイドを仮り止めして広場でテストキャストをするのだけど、プラグを押し出すようなキャストフィールには唸りましたね。 店主も一本、欲しいなぁ~!


 
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-07 12:36 | 古典的釣道具
2012年 10月 05日

禁断の Nip-i-Diddee !!

 先月(9月)で渓流も禁漁になり、店主的にはライギョ釣りも終了となった・・・ということで、かねてから宣言しているように(ちょっと大袈裟)、これから寒くなるまではバス釣りシーズン開幕! 昨日の休みは、知人と一緒にリザーバーへバス釣りに行ってきた。

 折りしもこの日は、太平洋岸に台風が接近していたけど、お昼頃には東北方面に抜ける予報。朝方はグズついた天気だったけど、ボートに乗り込む頃にはお日様が差してきた。

 開始早々、かわいいサイズのバスが同行者に来た。
b0193874_12312580.jpg

 サイズはともかく、サーフェスプラグで釣れた一尾は何物にも代えがたいね。 それにしても、爆釣のニップ・アイ・ディディを朝イチから使うとは卑怯な(笑)! 店主はあえて封印してたのに!

 その後、店主にはまるでアタリが無いのに、彼には何度かバイトがあったりする。いいなぁ~。


  
b0193874_1232892.jpg

 ジョロウグモ。 幼少のころ、その黄色い糸が不思議で、何匹も捕まえた記憶がある。 それにしても、複雑なカラーリングだね。カッコイイ~!

 ジョロウグモを見たり、お昼を食べたりして気を紛らわせるが、午後になってもまるでノーバイトの店主はかなり焦ってくる。 仕方ないのでとうとう店主も、禁断の秘宝、究極奥義のニップ・アイ・ディディを取り出す。 昨夜の風雨の影響か湖面の岸際にはゴミがかなり多いので、船上でトリプルフックからダブルフックに換装する。

 ニップを使い始めて数投目、いきなりバスのチェイスがある。 「マジで~!」 ヒットには至らなかったが、朝から頑張っても、今の今までバスからの反応が一切なかった店主なだけに、本当にビックリ。釣れそうな気がしてきた!

 少しして、あるオーバーハングの奥の奥、奇跡的にミラクルキャストが決まったその一投に、今日はじめてバスがヒット!
b0193874_1232394.jpg

 ヤマメで言うところの「泣き尺」ってやつだね。サイズはともかく、チョー嬉しい。 それにしても、ニップ、恐るべし!

b0193874_1232497.jpg

 そうそう、今日の相棒はサーフェスプラッギング専用のバンブーロッド プラグキャスター のSix Side Cane。ブランクの断面が六角形で尚且つスウェルバット。店主が組んだもの。


 ボウズをまのがれた店主。ノルマを達成し、これで気が楽になった。ボート屋さんのタイムアップまであと1時間。サイズアップできるといいなぁ。

 もうそろそろ終わりムードが漂ってきた夕方、またまたオーバーハングの奥の奥へ奇跡的にミラクルキャストが決まったその一投に激しいバイトが!
b0193874_12324543.jpg

 やっと尺を超したかな。でもでも十分です。ルアーはやっぱりニップ。これからは、よほどのことがない限り「封印」しないといけないね(笑)。


 「信ずる者は救われる」っていうけど、ニップさまさまの一日でした。 ニップをはじめとするサウスベンド社のプラグって、ホントに良く考えて作られている気がします。 先人の偉業に敬礼!
[PR]

by ccacc99 | 2012-10-05 13:31 | 大口黒鱒・雷魚・鯰