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店主のマニアック日記

creeknikki.exblog.jp
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2010年 08月 20日

釣れない釣りでも楽しい!?

 先週・今週と二週続けて休日に雷魚釣りへ行ったが、まるで釣れない。 先週は台風直撃の日の釣行だったので諦めもついたが、満を持して挑んだ今週もまるでダメダメ。一日中いくつかの池を回ったのだが、行く先々で雷魚のアタックはあるものの、全くフックアップしない。たまにフックに乗っても、しばらくすると全部バラしてしまう。 まったく下手ですね~。もう、まるで釣れる気がしない。

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 でも、こんな感じの池で釣りをしているせいか、様々な生物に出会えるので、生物大好きな店主としては、釣れなくても雷魚釣りは楽しいのだ(ちょっと、負け惜しみ・・・)。  カエルやカメはおなじみだが、トンボなどの昆虫の多さに改めて驚いたりする。

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 このトンボ、コシアキトンボという。 頭と尾の先の黒色に対して、腰のあたりが白く「色が空いている」からこの名前が付いたのだろうか?その配色の妙は、バスプラグのカラーリングを彷彿とさせる。この個体はオスのようで、同種のトンボが近くを通る度に飛び立っては、なわばりから追い払っていた。
 この池には、このコシアキトンボの他に、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネ、イトトンボの類などが確認できた。店主のつたない知識でも、これだけの種類を確認できたのだから、トンボのマニアだったらもっと沢山の種の判別ができるだろう。  そういえば釣りの最中、雷魚がトンボを捕食する場面にちょくちょく出くわす。初夏のチョウトンボに始まり秋のアキアカネまで、雷魚にとってもトンボは重要な餌なのだ。 カエルもカメもフナも雷魚も、これらトンボなどの昆虫に支えられて生きているのだ。
 
 雷魚がよく釣れるフィールドは、トンボなどの昆虫をはじめとした小動物たちの宝庫なのです。

by ccacc99 | 2010-08-20 20:07 | 生物


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