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店主のマニアック日記

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2019年 11月 15日

ベイトロッド&フライロッドのキャスティング その2

みなさん、こんにちは。

さて、昨日は開発中のベイトロッドのガイド位置をキャスティングのお話と絡めながら書かせていただきましたが(こちら を参照)、今回は一緒に持って行ったフライロッドのキャスティングについてのお話です。

ベイトロッド&フライロッドのキャスティング その2_b0193874_12353015.jpg
この日用意したのは、「初心者の方でも大変投げやすい」とご好評いただいているAGLシリーズのMS80Bというグラス製フライロッド。スペックは8フィートの#7/8ライン指定の3ピースです。
実はこのロッド、店主の大好きなバスバギング(ブラックバスのトップウォーターフライフィッシング)用に春日部のロッド工房 Outdoor Division ESTさんと一緒になって研究したロッドなのです。 ボートやフローター、カヤックなどに乗ってのバスバギングは、あまり遠投を必要としない種類の釣りです。野池などでは、ブラックバスは岸近くに餌を探しに来ていることが多いので、沖からそっと近づいてバスバグと呼ばれる大きなフライを岸ギリギリに落とすことが肝心です。 遠投性よりも正確性が要求される釣りで、このMS80Bも近距離のキャスティングのしやすさや扱い易さに重きを置いて設計されています。まずはバスバグテーパーラインと組み合わせたワンハンドキャスティング(片手投げ)の動画をご覧ください↓ 





↑ このように、バスバギングで頻繁に投げる10~15メートル前後の距離でしたら、ルアーのキャスティングのように片手でも投げられます。また、従来の「なるべく手首を使わない」フライキャスティングではなく、動画ではあえてルアーキャスティングみたいに「手首のスナップ」でキャストしています(もちろん、基本的なフライキャスティング方法でも同じパフォーマンスを得られます)。
AGLシリーズは「物を投げる」という、人の生理的な動作(例えばキャッチボールなど)を基準にして竿のアクションデザインを考えたため、フライフィッシング初心者をはじめとした多くの方々にも「とても投げやすい」と支持されているのだと思います。これはAGLシリーズフライロッド全般に共通する特徴です。

・・・が、しかしです。 思わぬ副産物といいますか、開発の途中でMS80Bはシューティングヘッドシステムと非常に相性が良いことを発見しました。
上のバスバグテーパーラインのキャスティング動画をご覧いただければお分かりのように、AGLシリーズのロッドは「非常にパワーの抜けが良い」のでシューティングヘッド+ランニングラインの組み合わせがもとても相性が良いのです。

↓ シューティングヘッドラインでのキャスティング動画です。






↑ いかがでしょうか? もし注意点があるとすれば、より遠投を必要とする場合には、いかにAGLシリーズであっても基本的なフライキャスティングやダブルホールなどの習得が必須となります。
動画の通り、下手な店主でもこのくらい飛びますので、エキスパートの方やベテランの方はもっと飛距離を伸ばせると思います!


バスバギングだけでなく、湖のトラウトやボートでのシーバスなど、様々なフライフィッシングシーンに対応するのがAGLなのです。

入り口は広く、奥行きは深く・・・がAGLシリーズフライロッドの特徴です。




カーティスクリークホームページ http://www.c-creek.jp/itemlist.html
AGLとは https://creeknikki.exblog.jp/29369224/


AGLシリーズ取り扱い店舗

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大阪府吹田市岸辺中1-1-6
tel 06-6385-0819
azmc.jp/

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〒344-0064
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tel 080-3414-6362
https://outdoor-est.jimdo.com/

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http://www.c-creek.jp/



by ccacc99 | 2019-11-15 13:53 | タックル


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